2014年3月31日月曜日

クラウドサービスの一括管理と仮想デスクトップ? ZeroPC

クラウドサービスの一括管理と仮想デスクトップ? ZeroPC

EvernoteやDropboxなどのクラウドサービスが一般化してきまして、これらクラウドサービスを一括管理するツールも提供されてきています。
今回紹介する、ZeroPC もそんな、クラウドサービスを一括管理できるツールなのですが、変わっている点がその表示画面。
画面は、仮想デスクトップのようになっていて、クラウドサービスがドライブのように割り当てられているのです。
仮想デスクトップのような画面なのですが、ソフトウェアインストールは必要なく、ブラウザのみで動作します。


登録にはまず、ZeroPCのWEBサイトに。https://www.zeropc.com/
Create Account をクリックします。

プランが選べますが、まずはFreeで良いでしょう。


名前やメールアドレスを入力するか、FacebookやTwitterのアカウントでも登録できます。


登録が完了すると、デスクトップ画面が現れます。
壁紙も変えることができて、とてもブラウザのみで動いているようには感じません。


まずは、クラウドサービスの登録です。
デスクトップ上の「Cloud Connect Manage」アイコンをクリックします。


ざまざまなクラウドサービスやSNSを登録することができます。
アイコンをクリックして、アカウント情報を入れ、アクセス許可設定をすると、ZeroPCから利用できるようになります。

登録したクラウドサービスやSNSの内容は、「Connect Navigator」から閲覧できます。
各サービスは、ドライブのようにマウントされ、ファイルを操作できます。
クラウドサービス間のコピーや移動だけでなく、ファイルの閲覧も可能です。
また、クラウドサービス内の画像ファイルの閲覧、テキストファイルの閲覧・編集に加え、MS OfficeのファイルもThinkFreeOfficeというソフトで閲覧・編集が可能です。
日本語の表示・編集についても、私の操作した範囲では問題がありませんでした。
テキストファイルの場合、文字コードはUTF-8である必要があります。

利用シーンとしては、出先のパソコンでローカルディスクにファイルをコピーしたくない場合の確認や、小規模な修正に便利と思われます。

なお、ZeroPCは基本的に無料で利用可能ですが、有料のBasicプランとProプランがあります。
有料プランにすると、ZeroPC内のディスク容量が増えたり、転送制限が解除されたりします。

また、パソコン用だけでなく、iPhone、iPad、Android、Kindle用の専用アプリも用意されています。
パソコン用なデスクトップ表示ではありませんし、日本語の表示に問題があります。
もう少しブラッシュアップが必要なイメージです。
モバイル機器での使用はそれぞれのクラウドアプリでした方がいいでしょう。

<a href="http://www.zeropc.com/">ZeroPC - Your content navigator for the cloud</a>

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